横浜市・公立大学法人横浜市立大学・一般社団法人横浜市歯科医師会
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抗がん剤治療を受ける方へ

これから抗がん剤治療を受ける方へ

抗がん剤治療に用いる薬剤は、がん細胞を死滅させる、細胞増殖を抑制するなどの効果がありますが、同時に正常な細胞、組織にもダメージを与えてしまいます。口腔内の細胞がダメージをうけると、頬や唇の内側の粘膜が炎症をおこし、痛みが出ます。
痛みが強いと、一時的に食事や会話が不自由になります。

いろいろな口腔内トラブル

ワンポイント

抗がん剤治療前の口腔管理で予防を!

抗がん剤のなかには「免疫力」を弱めてしまうものもあり、普段はなんともない口腔内の菌が感染症を引きおこし、抗がん剤治療が継続できなくなることもあります。歯科で専門的なケアを行い、口腔内の衛生状態を改善することが副作用の重症化を防ぐことに役立ちます。

歯科では・・・

    1. 治療に問題となることがないか、口腔内をチェックします。
    2. むし歯や歯周病の検査をし、問題があれば治療します。
    3. 口腔内の専門的なクリーニングを行います。
    4. 口腔内の衛生管理方法(セルフケア)を、患者さんの状態に合わせて指導します。